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Line あとがき

予定より遅れてしまいましたが、無事完結させることができました。これも、読んでくださった方・応援してくださった方・当サイトに何らかの形でかかわってくださった方、皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
ありがちネタにオール庶民、特徴がないのが特徴というような地味な作品ではありますが、「Line」は私自身楽しんで書けた作品でした。
読まれる方にも楽しい時間を過ごしていただけたら、と願ってやみません。

さてさて。
登場人物の人数や性格などを決める時、ボケ・ツッコミや対比、役割分担などいろいろ考えるんですけれども(一応)、ベースとして根強くあるのが、実は戦隊モノ式といいますか。いえ、平々凡々に色や動植物からイメージを引っ張って人物を作ることが多いので、なんかこう結びついてしまったりするんですね。
こんな方、割といらっしゃるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょう。と、誰にともなく気弱に同意を求めてみます。
私の場合は、たぶん、大好きだった「クレヨン王国シリーズ」の影響を強く受けていると思われます。戦隊モノは……なんでだろう。色つながりなんだろうけれど。

で、ここまで読んで、なんでこんな前振りが?という疑問を持ち、さらになんだかいやぁな予感がするなと思われた方がいらっしゃるかもしれません。

そうです、千佳のルーツは黄色です。赤青緑黄黒桃、私が一番動かしやすいのが黄色なんですね。
なのでこの作品には、食べ物とか食べ物とか食べ物とかがいっぱい出てきます。カレーは食べる側じゃなく、食べさせる側にしましたけど(笑)。
非料理人Food系恋愛小説として、この先も頑張っていきたいと思います。嘘です。
いやほんとに、おいしそう、お腹がすいたと言われるのはすごく嬉しかったです。

……千佳に共感すると言ってくださった方々、ごめんなさいごめんなさい。上記のとおりカレー大好き黄色な系統の人のわけなんですが、お気を悪くされないことを心から祈ってます。
ちなみに、藤井の方は珍しくこれという色のイメージがないです。ピンクはないだろうなぁ、とは思うんですが。

この先については、アンケートでも少し触れましたが、時々ひょっこり顔を出す予定ではいます。とんでもなく遅くなってしまうかもしれませんが、その時覚えていてくださったらまた読んで楽しんでいただけますと幸いです。
またお目にかかれますように。

2004.10.09 Little berry管理人 菜野



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